がん検診はがんの予防と早期発見を目的に行われる検診です。この検診には市町村などの自治体が補助金を出して無料か少しの自己負担額で受けられるものと、病院で行われているがん検診を個人が自分の健康を守るために任意で受けるものがあります。任意で検診を受ける場合は費用は全額自己負担となりますが、専門的な検査を実施しているクリニックを自分で選んで受診することで、高度な検査や詳しい説明などを受けられるのが魅力です。自治体の補助によって受けられるがん検診には、胃がんや大腸がん、肺がん、女性向けの子宮頸がん、乳がん検査があります。
これらの対象年齢は子宮頚がんの検査は20歳以上、他の4つについては40歳以上からになり、子宮頚がんと乳がん検査は2年に1度、他の3つは1年に1度検診を受けることが奨められています。自治体の補助により行われるがん検診の方法は、胃がんでは胃のX線検査、大腸がんでは便潜血検査、肺がんでは胸部X線検査が基本となります。乳がんについてはマンモグラフィと視触診の併用になり、子宮頚がんは細胞診で検査をします。それぞれの検査でがんの可能性があるかもしれないと判断された場合は、後日、精密検査を受けることになり、更にがんと確定診断されたなら治療を行っていくことになります。
自治体の補助で受けられる検診は、格安な料金で利用出来ることが魅力ですが、最近は若い人でもがんになるケースが増えており、40歳の対象年齢を待っていては遅いという声もあります。まだ年齢の若い人でも、もしも、がんが疑われる症状がある場合は医療機関で受診と相談をし、目立った症状は無いけれど検査を受けておきたい人は任意でのがん検診を利用するなど、がんを早期発見して早期治療するためには、自己防衛の意識が必要と言えるでしょう。ホーチミンのクリニックのことならこちら
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