がん検診で子宮頸がんの予防ができます

子育てに忙しいママさんの場合には、がん検診を受診できていない人も多いかもしれません。女性に特有のがんとして子宮頸がんというものがあって、近年では若い人を中心に増加していると言われています。子宮頸がんは子宮の入り口付近にできるがんで、20歳代から30歳代にわたって起こりやすい病気となります。子宮頸がんの発症率は1万人のうちで4人から5人ほどの確率となっており、若い世代の女性の中でも最も多いがんの種類と言うことができます。

子宮頸がんの原因としては、ウイルスの感染を挙げることができて、一生涯のうちで女性の8割はこのウイルスに感染すると言われています。全てのがんの種類について共通していえることですが、治療を行って完治するためには早期発見が大切になります。がんを早期発見するために最も良い方法としては、がん検診を定期的に受診することになります。日本のデータでは子宮がん検診の受診率は、全体の24%ほどとなっていますので、欧米諸国と比較した場合とても低い数値です。

がんは早く見つけることができれば治療が可能な病気となっていますので、その中でも子宮頸がんについては発見が容易な種類のがんに該当します。がんの前段階である前がん病変で見つかるケースも多いために、適切に対処を行うことによってがんの進行を食い止めることが可能になります。がんが進行してしまうと命にかかわる問題になってしまいますので、がん検診の受診によって予防しておくことが重要です。