がん検診の種類には、大きく分けて二つの種類があります。ひとつは対策型検診で、集団全体の死亡率を下げるために行われております。住民検診や職域検診などがこの対策型検診に当てはまります。公的な予防対策として行われており、公的な援助もでるので、無料か一部小額の自己負担が設定されております。
任意型検診は、個人が自分の死亡リスクを下げるために行われます。健康保険組合から補助金がでることがありますが、基本的には全額自己負担です。集団検診と比べると、金額は発生してしまいますが、医療機関によって基本的な検診内容の種類や料金などが違います。また、オプションなどで検診したい内容なども有料ですが増やすこともできます。
市区町村によっては、補助金などを出しているというところがあるので、各市区町村のホームページなどで確認して、補助金が出るかどうかなどを調べてから行うことで、実際よりも安くがん検診を受けることができます。対策型検診の検診対象者は特定された一定の年齢範囲の住民などが対象です。ただし、既に症状がある人や診療の対象となる人は該当しません。任意型検診の場合は、検診対象者は定義されませんが、対策型検診と同じように、既に症状がある人や診療の対象となる方は該当されません。
がんの早期発見のためには、40歳代以降は1年に1回はがん検診を受けることが好ましいです。子宮頸がんは20歳以上での検診が必要です。がんの完治には早期発見、早期治療が大切です。
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