がん検診を受けて長生きしよう

日本人が生涯がんにかかる確率は、2/1と言われています。2人いたらどちらかが罹るというくらいリスクの高い病気なのですが、「がんは治らない恐ろしい病気」というイメージが先行して、がん検診に行くのは宣告を受けるようで嫌だという人も多いようです。確かに、自分が病気であることを検査によって伝えられる時はかなりショックです。しかし、がん検診を回避して事実を認めなくても認めても、体にがんが巣食っていることには変わりありません。

がんは早期発見ならば薬物治療だけでも完治が可能な場合もあります。小さながん細胞のうちに叩いてしまえば、それ以上体に影響を与える前に排除出来ます。最近ではがん教育を始めた学校もあるようです。がんは恐ろしい病気というイメージだけを子供達に伝えるのではなく、正しい病気の知識を伝え、知識を持ってほしいという願いが込められています。

これは2014年度から始められた取り組みで、医療関係者や医師が中心となって活動しています。現在のがん検診で有効性が認められているのは、胃がん、子宮頸がん、乳がん、肺がん、大腸がんの5種類に対してです。これらは誰がいつなってもおかしくないがんで、子供の頃から正しい知識を持っていれば、大人になってから当然のこととして検診を受け、早期発見で低リスクな治療に繋げやすくなります。がんという病気は確かに怖いです。

しかし、検診を受けて適切な治療を早く開始できれば、助かる可能性が膨らむのも事実です。

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